こちらのお宅は敷地が道路から高い位置にあり、道路に面したガレージの上に、リビングから続くテラスが設けられていました。
そのような現地条件から地植えが難しいため、プランター植栽による修景のご要望をいただきました。
プランター植栽は土の深さや量が限られることから根の成長が制限され、土自体も保持できる水分量が少ないことから、地植えに比べて暑さや乾燥、強風などの環境圧の影響を受けやすい問題があります。
また永続的に維持していくには、季節や天候に応じて潅水頻度を調整しなければならず、より繊細なメンテナンスも求められます。
今回はお施主様のご要望も踏まえながら、なるべく乾燥などの環境圧に強いオリーブ、メラレウカ、ギンバイカ、スモークツリー、シマトネリコなどを選んで、幅約1mの大型プランターに2本ずつ列植し、 さらに株元にはアイビーやユーフォルビアなどを植えて、リビングからボリュームある美しい緑が眺められるようにしました。
施工前状況
テラスに続く地面の箇所には、ヒメシャラやジューンベリー、葉色の美しいコニファーのエメラルドなどを植えて、緑豊かな外構を作り上げました。
施工前状況
(2024年5月施工)