前オーナーが残した外構のリフォーム

 今回の現場は、前オーナーが外構を残したままの土地に建物が新築されたもので、フェンスは錆びて老朽化し、植栽は木が大きくなり過ぎて道路側に張り出したり、ワイヤープランツなどが繁茂して荒れた状態となっていました。

 

 そこでお施主様のご要望に基づき、フェンスの交換を行うとともに、植栽については不要なものは除去して、新たに作庭を行いました。

 

  フェンスについては、コンクリートブロック上に設置された古いフェンスを撤去して、建物デザインと調和した木調のフェンスを新たに設置しました。

 またフェンス下の塗り壁の再塗装を行うとともに、ベースの大谷石の石積みは高圧洗浄により汚れを落としてリフォームを行いました。

 

 植栽については、メインの南向きの庭園部は下草以外はほぼ何もない状態だったため、玄関付近にアオハダのシンボルツリーを設けると共に、ジューンベリー、トキワマンサク、白ヤマブキなどを植えて作庭を行いました。

 

 バックヤードの北向きのスペースについては、既存のソヨゴやツワブキを活かした上で、日陰に耐えるカクレミノ、ニシキギ、ナンテン、ヒメシャガ、トクサなどを植え、さらに景石や砂利敷を設けて和風庭園に仕上げました。

 

 通路部分は広いため全体をディコンドラの播種により緑で被覆し、コストを抑える工夫をしました。

 

 

 

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施工前状況

施工前状況

施工前状況

施工前状況

施工前状況

(2022年4・6月施工)